ISO14000シリーズ

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地球温暖化への企業の取組みの説明
地球温暖化など環境問題への対策に関心が高まるなか、企業も法令順守の観点のみでなく、積極的な社会的責任として環境への対策が求められるようになっています。
このような動きの中で、国際標準化機構(ISO)が、1996年に企業などの組織の環境面における経営のあり方に指針を与える、マネジメントの規格として設けたのがISO14000シリーズです。
ISOは、1947年に設立された世界的な非政府間機構で、国際間の取引を円滑にするための国際規格を定めています。
この規格を取得することで国際取引に非常に有利になりますし、消費者へのアピールできるポイントにもなります。


ISO1400シリーズには、。下記のようないくつかの種類があります。

◆ISO14001(環境ISO)
環境マネジメントシステム(EMS)に関する審査登録の基準となる規格で、企業など組織が自主的にEMSを行うなめのシステムを設計し、その実行を宣言します。
Plan(計画)⇒Do (実行)⇒Check(点検)⇒Action(見直し)のサイクルからなるプロセスを構築してそれを繰り返していきます。
第三者機関が審査認証する仕組みで、自主的な取組みを促すものです。
この規格を持っていないと仕事をしないという企業もあるため、中小企業にも普及しました。
また、自治体の取得も増加しています。

◆ISO14004
環境マネジメントシステムの原則とシステム◆支援技法の一般指針を与えるものです。

◆ISO14010〜12
環境監査の一般原則、環境マネジメントシステムの監査手順 、環境監査員のための資格基準。
EMSが14001の要求事項を満たしているか、適切に機能しているかを監査する。

◆14020〜25
環境ラベル(製品やサービスの環境に対する側面について、製品、広告シンボル、包装ラベル、製品説明書などを通じ購入者に伝達するもの)

◆ISO14031
環境パフォーマンス

◆ISO14040
ライフ、サイクル、アセスメントを行うためのガイドライン

◆ISO14050
EMSで使用されている用語を定義しています。

国際的に地球温暖化や環境問題への対策を進めるためには、広く世界に通じる国際的なガイドラインは不可欠なものと言えるでしょう。

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