地球にやさしい新材料

チームマイナス6%


今となっては生活に不可欠となったプラスチック。地球温暖化に大きな影響を与えるゴミ問題を解決する材料として重用されています。
しかし、不要になったプラスチックを焼却することにより排出される、二酸化炭素、ダイオキシンの有害物質は、逆に地球温暖化の原因となっています。
焼却にまわさずに埋め立てゴミにした場合でも、有害物質は排出しなくて済むかわりに、広大な埋立地を必要することになります。
埋立地がなく、不法投棄などの問題になっている事実もあります。

そんな状況の中、地球にやさしい新材料として開発された、『生分解プラスチック』が期待を呼んでいます。
この『生分解プラスチック』は、使用中の機能は従来のプラスチックとまったく同じなのですが、不要となってから埋め立てて廃棄された場合には、土の中、水の中に存在する微生物の働きによって分解されるのです。
廃棄しても自然に還ると言うことは、地球温暖化に影響する様な負荷が生じないと言う大きなメリットがあるのです。

『生分解プラスチック』の原料としては石油と生物資源がありますが、地球環境負荷を軽減する観点から、当然石油原料よりも生物資源(バイオマス)へシフトしていくのが自然な考え方です。

既に一部で実用化されている製品もあり、従来のプラスチックの様に硬質プラスチック、軟質プラスチックと様々な種類が研究、開発されています。

現状では耐久性や耐熱性、コスト面でまだ課題を抱えていますが、生分解プラスチックの特性を生かした用途での実用化がどんどん加速し推進されています。

スポンサードリンク


Google




CmsAgentTemplate1001-1005 ver1.008