ゼロエミッション

チームマイナス6%


地球温暖化への企業の取組みの説明
1992年に行われた地球サミットで採択された『アジェンダ21』で大量資源消費社会から持続可能な社会への転換の必要性が強調されました。
それを踏まえて国連大学が1994年に『ゼロエミッション構想』を創設したのです

自然界では、動植物ともに自然界の食物連鎖のメカニズムの中で、無駄になるものは何一つない、もちろんゴミも出ないメカニズムで回っていました。
このメカニズムを人間が作り出す産業界や社会生活においても実現できないかという考えがゼロエミッションです。

ゼロエミッションは、まず生産工程から見直していこうとする考え方になります。
リサイクルが生産と消費を止められないのとは違って、ゼロエミッションでは、どんな資源を使用してどんなものを作るか?!から始まり、製品や副産物が廃棄物になるまでの工程を考えておくことが重要になります。

ゼロエミッションには、まず産業施設内でのゼロエミッションが挙げられます。
先駆けてキリンビールが1998年に全ビール工場において廃棄物ゼロを達成しました。
次には、工業団地内にある複数企業によるゼロエミッション。
山梨県の国母工業団地、川崎市のゼロエミッション工業団地がその例になります。

3つ目は、地域やコミュニティが取り組むゼロエミッションです。

ゼロエミッションは、廃棄物を出さない対策として企業や地域が個々に行うことにも意義があるのですが、さらに大きなネットワークの中で行うことで、環境保全と共にさらなる新たな産業・雇用も発生し、地域社会の発展にもつながります。

地球温暖化を防止するための対策として、ゼロエミッションは環境と経済の両立を目指した大きなプロジェクトになります。
日本国内のみに留まらず、全世界の国々がこのコンセプトを取り入れることにより、地球温暖化を防ぐことができるのです。

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