近年の気温変化
『地球温暖化』とはその名称通り、地球全体の気温が上昇した結果、自然や人類に様々な影響を与えるものですが、現状では過去の気温に比べて実際に気温が上昇しています。
地球表面における現在の大気や海洋の平均温度は、1896年から1900年の5年平均値と比較して、0.75℃暖かくなっています。
過去1000年から2000年前の間では、地球の地表の気温は、温暖期や小氷期などの変動がありました。
しかし、それは言葉から受けるイメージよりも問題はなく、比較的安定していた状態が続いていたのです。
近年の温暖化は、過去の温暖期や小氷期などとは別物で、過去に例を見がないほどの上昇を続けているのです。
『地球温暖化』が唱えられてから20年あまりが経過していますが、人類が発展する為に発生し続けている温室効果ガスが、地球の環境を崩し温暖化に向かわせていることは、今や誰もが知る周知の事実なのです。
過去の気温の測定手段としては、自然界のプロキシを使用して復元されますが、同時に地球規模で最新計測機器を使用した気温の直接的な観測を1860年頃から始めています。
従って、過去50年位は計測された詳細なデータも揃っているのです。
また、1979年から最新技術を駆使した対流圏温度を衛星観測すると言う観測も行っています。
この様な詳細な測定データや過去の気温推移からも『地球温暖化』が深刻に進んでいることは間違いことがあきらかで、年々気温が上昇していってしまう予測にもかなりの信憑性があります。
今や国策のみでなく、人類のひとりひとりが出来る事を今すぐに実行し、また当然ですが、政治や企業などの組織レベルでの活動、国全体での活動、世界共通した活動が今最も必要とされているのです。
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