バイオマスエネルギーとは

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クリーンエネルギーと新エネルギー説明
バイオマス・ニッポン総合戦略は、2002年に閣議決定された、未利用バイオマス、バイオマスを廃棄物系バイオマス、資源作物の3つに分けています。

未利用バイオマスとは、稲わら、麦わら、もみがら、など農産資源や林地残材のことです。

廃棄物系バイオマスとは、食品廃棄物、廃棄紙、製材工場等残材、建築発生木材、下水汚泥、家畜排泄物、パルプ廃液などです。

資源作物とは、エネルギーや製品原料として生産される作物で、とうもろこし、さとうきびやてんさいなどの糖質資源、米などのでん粉資源、落花生、なたね、大豆などの油脂資源のことです。

知っているものもあると思いますが、更にもう少し細かくバイオマスの種類や使われ方を知っておきましょう。

家畜排泄物や生ゴミはメタンガスを発生させますが、それを電気や熱に利用出来るのです。
それまで家畜排泄物は、主にはたい肥に利用されていました。。

とうもろこしなどの糖やでん粉からは、バイオプラスチックを作ることができます。
ごみとして捨てる場合でも、自然分解され土に返るという自然に優しい素材のプラスチックとなるのです。

間伐材など林地残材をチップ化して発電や熱を利用したり、ペレットにしてペレットストーブの燃料に使われます。
建築発生木材もまた、発電や熱利用されています。
さらに家庭で出る天ぷら油の使用済み廃油からでも、バイオティーゼルの燃料を作ることも出来るのです。

現在、一般廃棄物のエネルギー利用は処理用の半分程度で、発電効率の向上、熱の有効利用が求められています。
バイオマスは広く浅く存在しているため、収集する手間がかかるのが難点ですが、そこさえクリアすれば大きな資源となりえるのです。。
バイオマスエネルギーをもっと有効利用する対策を取り、活用できれば地球温暖化の対策としても大きく貢献できるのです。
地球温暖化を防止するために、化石燃料から脱却するために、限りある資源の有効利用が必要なのです。

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