気象状況への影響

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地球温暖化の正しい知識をお教えします
『地球温暖化』における気象への様々な影響が観測されています。

世界各地で『異常気象』の増加や気候に与える影響は『気候の極端化』と表される場合もあります。
『地球温暖化』の影響で気圧配置が変化し、エルニーニョやラニーニャなどに代表される従来とは異なる気象現象が発生しているとされています。

問題定義されている気象現象だけでも、偏西風の蛇行による異常気象の増加で日本の気候にも影響を与えると言われています。
アメリカ東部、南東部における海水温の上昇により竜巻が多発していることも良くニュースで見ると思います。
また、世界中で寒い日が減少し、暑い日が増加しているのもニュースで見ると思います。
気温は確実に昇温傾向となっています。
ほかにも熱波や大雨の発生率増加、干ばつ地域の増加、大型化した台風の発生、高潮の増加など様々な影響が予想されます。

◆降水量の変化
遠い将来の気象の予測は非常に難しく異論もありますが、降水量に関しては下記の様な予測がされています。

・熱帯雨林地帯の崩壊。
・大気の水蒸気量が増加し、平均降水量が増加。
・降水量の変動幅が広がり、集中豪雨や干ばつが増加する。

◆海水面の上昇
降水量の増加も気になりますが、更に気になるのが海水面の上昇です。

『地球温暖化』により、気温が上昇すると当然氷床や氷河の融解が加速されます。
その結果、海水量が増えることになり、海面の上昇が起こるのです。
近年の報告では海面の上昇要因は熱膨張による寄与が大きく、次いで氷河と氷床の融解が影響とされています。
いずれにせよどちらも温暖化により発生しているのです。

ツバルのように海面上昇が深刻化している国々もあります。
しかし対岸の火事ではありません。 日本の沿岸部でも年3.3mmの上昇が観測されているのです。
海水面が上昇すると具体的にどんな影響があるのでしょうか?

・汽水域が必要なカキ、ノリ、アサリなど沿岸漁業へのダメージ
・地下水に塩分が混入することにより、生活用水、農業、工業などへの影響
・沿岸部の堤防、排水ポンプなど対策設備投資。

国が沈むより小さいことですが、安心安全な生活を考えると直面している深刻な問題といえます。

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